女性の子育てと仕事の両立を応援する船橋の市民団体「船橋ワーキングマザーの会」が、新型コロナウイルスによる小・中・高校の休校期間の長期化が家庭にどのような影響を及ぼし、 各家庭でどのようなサポートを必要としているかのアンケート調査を4月5日、実施しました!
アンケート対象としたのは、船橋市内の学齢期の子どもがいて母親が働いている家庭 。アンケートはSNSのうち、フェイスブック、インスタグラム、アメブロ、Piazzaの4種を使用し、実施期間は4月5日、6日。回答数は510 件(内有効回答数 452)が集まったそうです。
Mamachiでは、その一部をご紹介します!
Q:4月6日以降のお子さんの予定は?
Q:万が一、親が感染し隔離された場合、子どものことを頼める人がいますか?
Q:4月6日以降の子どもの生活で心配なことは?(上位回答2つ)
Q:4月6日以降の親の生活で心配なことは?(上位回答2つ)
約70%のママ・パパが4月6日以降も出勤して仕事をする予定と回答。そのため、働きに出る親たちにとっては、休校が長引くことで子どもが1人もしくは子どもだけで過ごす時間が長いため、最も懸念される点として「子どものケア」(29%)が第1位にあがりました。
Q:子どものために必要なサポートは?(上位回答2つ)
Q:親のために、必要なサポートは?(上位回答2つ)
「親へのサポートとして求めていること」では、「収入・雇用の保障」(29%・第1位)と、ほぼ同数で「子どもをみてくれる施設」(28%・第2位)が上がっている。その他の回答でも「休業、在宅ワークへの企業への働きかけ」「大人の感染予防策の徹底」「見通しの立った正しい情報提供」を求める声も。
★支援してもらいたいこと、助かること
圧倒的に多いのが「オンライン授業」と「学習フォロー」でした。その次に「見守り」が多く、家に親がいない状態で過ごす子どもへの不安がたくさん挙げられていました。また、地域住民同士の助け合いとしてできることは「ついでの買い物」「自分の子どもと一緒の少人数の外出付き添い」などの声が寄せられました!
★今回のアンケート結果を元に市政へ提案書を提出!
今回のアンケートを元に、「船橋ワーキングマザーの会」では、下記提案を市に提出しました。
- 学習面や子どもの居場所確保のサポート方法
- 見守りなどのボランティアの際の感染予防ガイドラインの設定
- 栄養面の不安に地域飲食店活用で対応する、助け合いのための仕組みづくり
- 親が隔離された場合の子どものケアなどについて
- 在宅勤務者の現状と企業への理解促進 など
アンケートを受け取った船橋市役所「市民の声を聞く課」の課長・入江さんは「今回、さまざまなジャンルに及ぶリアルな子育て世代の声をいただきました。船橋市教育委員会学校教育部、管理部、子育て支援部、都市整備部、経済部、保健所、福祉サービス部の7部署に情報提供させていただき、提案書について各部署ごとに検討していきたい」と話してくれました!
アンケートの詳細結果は、「船橋ワーキングマザーの会」ブログでご紹介しています!