Close

JR総武線、地下鉄東西線「西船橋駅」より歩いて20分、京成海神駅から歩いて12分の船橋インター近くにある「Lintos cafe(リントスカフェ)」さんで、赤ちゃん連れのパパ・ママ向けに防災セミナーが開催されると聞き、7月5日に参加してきました。

当日は、3組の親子が参加。お店の前にある大きな木が目印のナチュラルなカフェ空間で、和やかな雰囲気の中、防災について学ぶ機会となりました。

今回のイベントは、子連れのママさんにも人気のカフェ「Lintos cafe」とビスコでおなじみのglico(グリコ)さんとのコラボ企画。

防災というと少し堅いテーマに感じがちですが、赤ちゃんのいるご家庭にとって「もしも」に備えることはとても大切なこと。そんなきっかけを、地域に暮らす方たちに届けたいという思いから実現したイベントだそうです。

講師として登壇したのは、glicoの管理栄養士さん。
3部構成で行われたセミナーは、赤ちゃんのいる家庭にとって“本当に必要な備え”について、分かりやすく、具体的に教えてくれる内容でした。

まずは、おうちの中のリスクチェックから。
「高いところにものを置かない」「ハザードマップで地域の状況を確認する」など、基本の防災対策からスタート。赤ちゃん連れの家庭ならではの視点でのお話もたくさんありました。

例えば、赤ちゃん用の防災備蓄。自治体ではミルクや離乳食まで備えていないことも多いため、自分たちでの備えが必須なのだとか。

特に印象的だったのが、『おにぎりや味噌汁、液体ミルクを保存用袋に入れて揉むことで簡単に離乳食ができる!』というアイデア。
参加者からは「そんな方法があるなんて知らなかった!」という驚きの声も。

栄養面にも配慮したアドバイスもあり、非常食はつい炭水化物中心になりがちですが、タンパク質やビタミンもとれる缶詰やレトルト食品を意識して備えると安心とのことでした。

続いて、実際に液体ミルクをカップに注いで、コップ授乳を体験。
「赤ちゃんってコップから飲めるの?」と思うかもしれませんが、これが意外と上手に飲めるんです!

日頃から少しずつ練習しておくことで、災害時にも落ち着いて対応できそうな方法ですね!

最後は、gllicoの管理栄養士さんに直接相談できる座談タイム。
育児中のパパ・ママにとって、「誰かに話せる」「共感してもらえる」って本当に大事なことですよね。

「ミルクはどのくらい備えておけばいい?」「離乳食の進み具合はこれでいいのかな?」
そんな日常の疑問にも丁寧に答えていただき、参加者からはホッとした表情が見られました。

お土産に、災害時に使える簡易哺乳瓶や防災食などをいただきました!

「子どもからお年寄りまでまずは参加してもらい、防災について“知ること”が大切」とglicoの管理栄養士・円谷さんがお話してくれました。

写真右がglico管理栄養士・円谷有希子さん

何をどのくらい備蓄すればいいか教えてくれる便利なツールも活用しながら、我が家に合った備えをしていくことが、家族を守る第一歩ですね。

今回のセミナーは、2回目の開催ということでしたが、今後も開催予定とのこと。あたたかい雰囲気の中で学べる貴重な機会なので、「防災って難しそう…」と感じている方は特に、こちらに参加してみてはいかがでしょうか。

親子で、家族で、地域で。「もしも」に備えることが、日常の安心に繋がっていく。
そんなきっかけを与えてくれる素敵な時間でした。

【Lintos cafe】
住所 / 船橋市海神町南1-1544-8
最寄り駅 / JR総武線、地下鉄東西線「西船橋駅」より徒歩20分
TEL / 047-404-3250
営業時間 / 11:00~18:00
定休日 / 月曜、火曜(臨時休業あり)。月の予定はインスタグラムで発信
https://lintos-cafe.com/
インスタグラム   @lintos_cafe_official