(右)店主の岡直樹さん、(左)絵本担当の鈴木清美さん
船橋の本町通りを大神宮方面に行く途中、京葉銀行船橋支店の手前に3月24日、私設図書館兼書店「針鼠書房」が船橋の本町通りに3月24日にオープンしました!
入り口はこんな感じです。
図書館兼書店って何なの?と気になります!
看板がなく、秘密の入り口のようです!
階段を上がると「針鼠書房」があります。
ドキドキしますが勇気を出してのぼってみてください。
入ってみると、本棚とテーブル、畳のベンチがあります。
なんだかホッコリする雰囲気。
店内にはふらりと来て本を読む人や、スタッフとお話しする人、各々楽しむ様子が見られました。
たくさんの本が並ぶ中に、絵本の棚もあります!
季節に合わせて絵本のレイアウトも変える予定だとか。
行く度に知らなかった本との出会いが楽しめそう♪
早速店主の方にお話しを伺いました。
店主の岡直樹さんは、船橋市出身。
大学1年生の時にNPO法人「情報ステーション」を立ち上げ、現在は「地域力研究所」の代表理事、「船橋市観光協会」の専務理事、「船橋人物図鑑」の代表を務め、地域の活性化に力を注いでいます。
「針鼠書房は借りることも買うこともできる本屋です。買う以外は全て無料です。内装などまだまだやりたいことがあるんですが、オープンできてホッとしています。どんな方にも気軽に立ち寄ってもらえたら嬉しいですね。」と岡さんは話します。
「お子さんにはこれかな〜?」と絵本をセレクトしてくれる絵本担当の鈴木清美さん。
「市営図書館には置いていないような、仕掛け絵本もあります。市営図書館だと静かにしなきゃなど小さい子ども連れには行きにくかったりするけど、ここではリラックスして過ごしていただけたら」と笑顔の鈴木さんです。
店内には針鼠(ハリネズミ)デザインのものがちらほら。テーブルに乗っているのもハリネズミのぬいぐるみです。
なぜ、ハリネズミなんでしょう?
「昔、本の持ち主を明らかにするために使われていた蔵書票「ハリネズミ書票」と呼ばれる最古のデザインがハリネズミだったことから、針鼠書房に決めました」と話す岡さん。
こちらでは、本を購入すると「蔵書票」を貼ってもらえます。
なんとかわいらしい!
蔵書票のデザインは、右2つが市内在住イラストレーターで似顔絵師「にがおえ便」の浜田琴さん。
左2つが同じく市内在住イラストレーターで切り絵作家の中村頼子さん。
お2人がデザインした蔵書票、つい集めたくなりますね!
「本の購入時、どの蔵書票が出るかはわからないのです。これからも蔵書票のデザインを増やし、ガチャガチャのような楽しさを味わってもらいたいです」
と意気込みを話してくれた岡さん。
どんな人でも気軽に立ち寄れる地域の場所が増えるのは嬉しいですね♪
【針鼠書房】
住所/船橋市本町4-34-13
営業時間/木曜・土曜 13時〜20時
定休日/月曜・火曜・水曜・金曜・日曜