「JuJuきたなら習志野台商店街」にレンタルスペースやシェアキッチンを併設した民間図書館＆レンタルスペース「北習志野てわたし図書館」

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北習志野駅から徒歩約5分、習志野台商店街の一角にある民間図書館＆レンタルスペース「北習志野てわたし図書館」。

こちらは2022年7月にプレオープン。

現在火曜と金曜の11時から17時までは図書スペースとして利用でき、その他の時間帯は24時間予約可能なレンタルスペースとして貸し出しをされています。
今年4月の正式オープンに向けて設備やシステムを整えているそう。

商店街の通路から少し奥まった入り口は、全面ガラス張りで存在感を醸し出しています。
通りがかりの方が「どんな所かな？」と覗いていかれることもしばしば。
そうすると、中から温かく出迎えてくださるのが館長の山口奏絵さんです。

同館は、地元習志野台で生まれ育った同級生ご夫婦の山口直樹さん・奏絵さんのお二人がプロデュース。

「てわたし図書館」という名前には、顔が見える身近な人に、手に渡る幸せを届けたいというお二人の想いが込められています。
同館のロゴとマークは、船橋人物図鑑にも載っている切り絵作家の中村頼子さんが山口さんご夫妻の子どもの名前とお二人の想いからインスピレーションを受けて作られたものだそうで必見です♪

奏絵さんは「訪れてくださる方々が安心して過ごし、交流が生まれるような空間にしたい。おひとりおひとりとお話をし、てわたし図書館のことを知っていってもらいたいなと思っています」と話します。

民間図書館ってどんなところ？？

民間図書館とは「地域・多世代・交流」をテーマにまちづくりに取り組む「NPO法人情報ステーション（岡直樹代表）」が手掛ける事業のひとつで、延べ120館目として同館がオープンしたそうです。

そうしたテーマに沿って街のみんなで作る図書館にしていきたいと山口さんご夫妻は話し、これまでに食育イベントや演劇、地域の伝統料理継承の機会を設けてきたそう。

奥行が広く、明るく開放的な室内は、心が躍るようなわくわくする空間になっています。

広さは約31坪で、手前側が図書スペース、奥側に冷蔵庫やオーブンを備えたシェアキッチンのスペースがあります。

入り口から入って左側が子ども向けの本棚になっていて、小学生に人気のシリーズものもたくさん！

棚の上にある玩具やピアノ、ハンモックも、すべて自由に利用可能♪

ピアノは奏絵さんのお母様がずっと使っていたもので、誰かに大切に弾いてもらえるなら…とやってきたそうです。
初めて出会った方同士、連弾を楽しむ姿があったという素敵なエピソードもあったそうですよ＾＾

天井から3つ、取り付けられたハンモックも気になります♪
ゆらゆらする感覚も、自分だけの居場所のような布にくるまれる空間も、とても心地よいことでしょうね。

入り口右側には大人向けの本が壁一面にずらり！
寄贈本や直樹さんのコレクションの蔵書が約2,500冊も並び、思わず手にとってみたくなるようなディスプレイです。

会員登録をすることで1人2冊、2週間まで無料で本を借りることができます。

スマホでQRを読み込んで会員登録を行なえば、当日から本を借りることができます。
本を借りる時は、室内左奥のカウンターで手続きへ。

PCの横のバーコードを読み取る機械に借りたい本のバーコードをかざすと「ピッ」と音がなり、登録が完了♪わからないことがあれば親切に教えてくれますよ。

「カレンダーで返却日と図書スペースのオープン日が掲示されていますが、開館日も多くないので、絶対その日でないとダメということでもありません」と奏絵さん。

子連れで行動するときは子どもの体調や天候で色々つもりが崩れたりすることも多いですよね。そんな時も温かく受け止めてもらえるぬくもりを感じますね♪

返却時には同じように本のバーコードをかざしてから、元あった大体の場所へと返します。

「返却時に『おもしろかったな』と思う本は、是非表紙が見えるように置いてください」とのこと。

そうすると、表を向けて置いてある本は誰かが面白いと感じてお勧めしたい本ということになります。たくさんの蔵書から選ぶ時に参考になりますね！
みんなで創る図書館にしたいという想いがここにも込められていました。

レンタルスペースは1時間3,000円（プレオープン中価格）で利用することができ、テーブル最大
8卓と椅子42脚、ベンチチェア2脚が使用できるので、ワークショップや講習会を開催するのにもぴったりですね！
プラス2,000円でキッチンが利用でき、お鍋やお皿なども備わっているためママ友同士で身軽にパーティーを催すこともできそうです♪

図書スペースがオープンしている時にも机のスペースの時間貸しもあるそうで、コワーキングスペースにもよさそうですね。